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歯医者嫌いは歯科医院で作られる　

　

　歯医者さんって嫌い？好き？と聞かれたらほとんどの方は嫌いと答えますよね。ではなぜ歯医者さんが嫌いになったのでしょう？　それ はほとんどの場合、過去に歯科医院で受けた治療が原因です。以前受けた治療が痛かったり、治療の時の先生が怖かったからです。なら、虫歯を作らず、歯科医 院に行かなければ歯医者さんが嫌いにならないですよね。まぁ、好きにもならないでしょうが。つまり歯医者嫌いは歯医者さんで作られるのです。

　どんなお子さんも最初は虫歯はありません。そのまま一生いければいいのですが、不幸にして虫歯が出来てしまった、あるいは予防処置をしたいという時には歯科医院に行くしかありません。肝心なのはその時にどんな治療を受けるかです。

 

 

歯医者さんって怖いところなの？

　

　初めて入る歯医者さんの診療室。中からキーンという音やカチャカチャという音が聞こえてきます。子供じゃなくても不安と怖さでいっ ぱいになりますよね。でもドアをあけた時に待っていてくれたお姉さんや先生が笑顔だったらどうでしょう？ほんの少しだけ安心できますよね。もしかしたら怖 いところじゃないかもしれない...。

　小さなお子さんには笑顔で接することが大事です。そう、ディズニーランドのスタッフ達のように。

 

 

 

お子さんの気持ちに寄り添う診療

　

　勇気を持って大きくお口を開けてくれたお子さん。頑張ろうという気持ちがいっぱいです。そんな気持ちに寄り添う診療をすることが大切です。苦しいけど頑張った。でももうこれ以上は無理。そんな時はそこまででいいのです。きっとこの次はもう少しだけ出来るよねと。

　本院では無理な診療はしません。どうしても緊急処置が必要な場合は、病院歯科へ紹介します。お子さんの気持ちに寄り添う診療をすることが歯医者嫌いを作らない上で最も重要な事と考えています。

　歯医者嫌いにならなければ、例え大人になっても何かあった時はすぐに歯科医院に来てくれるのですから。

  歯医者さんに来るのが楽しみになるといいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お母さんの仕上げ磨きが最強の武器

　

　小さなお子さんは自分で上手に歯磨きができません。お子さん自身の歯磨きに代わってお母さんの仕上げ磨きが虫歯予防の上での最強の武器となります。

　夜寝る前に仕上げ磨きをするかしないかで、お子さんの虫歯になるリスクが大きく変わります。お母さ んの愛がこもった仕上げ磨き、10歳までを目標に頑張ってください。毎日するのが大変な場合は、2日に一度あるいは3日に一度でも構いません。慣れると楽 になりますから、そうしたら仕上げ磨きの頻度を上げましょう。

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