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歯医者嫌いの子供

お母さんの仕上げ磨きが最強の武器

 

 小さなお子さんは自分で上手に歯磨きができません。お子さん自身の歯磨きに代わってお母さんの仕上げ磨きが虫歯予防の上での最強の武器となります。

 夜寝る前に仕上げ磨きをするかしないかで、お子さんの虫歯になるリスクが大きく変わります。お母さ んの愛がこもった仕上げ磨き、10歳までを目標に頑張ってください。毎日するのが大変な場合は、2日に一度あるいは3日に一度でも構いません。慣れると楽 になりますから、そうしたら仕上げ磨きの頻度を上げましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワンタフト歯ブラシ
怖くない歯医者さん

 

仕上げ磨きにはワンタフトブラシも有効

 

 

 

 仕上げ磨きにはお子さんが使っているハブラシをそのまま使用しても構いませんが、ワンタフトブラシというハブラシを併用すると奥歯の溝の部分が効率よく磨けます。本院受付にも置いていますので、ハブラシ購入の為だけでご来院いただいて結構です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おかあさんの仕上げ磨き、実際に行ってみて上手くいかなかった時は、歯磨き相談のみでの来院も可能です。是非、お子さんと一緒においでください。

 お問い合わせ・ご相談フォームからの相談もお受けします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さなお子さんの歯磨き

(仕上げ磨き)

 0~1歳

 個人差はありますが、7~8か月で歯が生えてきます。最初のうちは離乳食の後などに毛先の柔らかい仕上げ磨き用歯ブラシで歯のよごれを落とします。

  1歳頃になったら、歯ブラシを持たせたり、口にくわえさせて、歯磨きは楽しいものだと思わせてあげましょう。少し歯ブラシで遊んだら最後はお母さんが、仕上げ磨きをしてあげてください。お子さんの頭を膝の上に乗せて、寝かせて磨きます。その際、お子さんが嫌がらないように、楽しく声をかけながら磨きましょ う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 1~3歳

 だんだんと歯が生えてきて3歳前後には、20本の乳歯が全て揃います。奥歯の噛み合わせ面は汚れが残りやすいので、しっかり磨いてあげましょう。仕上げ磨きは寝かせ磨きを継続です。

 お子さん自身での歯磨きが終わったら、横になれる部屋に移動し、明るい灯りの下でお子さんの歯の状態をしっかり確認 しながら仕上げ磨きをしてあげてください。歯磨き粉はいりません。コップにお水を用意してハブラシを軽く濡らせばOKです。唾が溜まったらティッシュペー パーに吐き出させましょう。仕上げ磨きの後、洗面所で再度ブクブクうがいをして終了です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3~6歳

 この時期になると、甘いものを食べる機会も増え、虫歯が増えやすくなります。また6歳頃には最初の永久歯となる、第一大臼歯が生えてきま す。この歯は乳歯の奥に生えてくるので歯ブラシが届きにくく虫歯になるリスクが大きい歯です。噛む面の溝の部分をしっかり磨いてあげてください。シーラントとフッ素塗布をすることで虫歯になるリスクを大幅に軽減することが可能です。 

 

 

 6歳~

 お口の中は、乳歯と永久歯が混在し、ブラッシングも難しくなります。夜寝る前の歯磨きは鏡を使って磨くようにしましょう。仕上げ磨 きでは歯を1本1本磨いてください。仕上げ磨きはお子さんの後ろに位置します。そうすることでお子さんの歯を自分の歯のようにとらえることができます。この仕上げ磨きはお子さんに歯磨きを教える意味もあります。ただし、後ろからの仕上げ磨きは上の奥歯が見えません。お口の状態の確認も兼ねて週に一度ぐらいは寝かせての仕上げ磨きをしましょう。永久歯が生えてきた事を一緒に確認することも重要です。

 

 お子さんがある程度自分で歯磨きが出来るようになったら、まず自分で 磨いてもらい、終わったら声がけをしてもらうようにしてください。お母さんは歯磨きの審査員です。上手に磨けていたら褒めて上げてください。そのあとは 「じゃ仕上げね」と言って自分磨きの上手下手に関わらず、仕上げ磨きをしてあげましょう。

 お子さんが大きくなるとお母さんの仕上げ磨きを嫌がるようになりますが、10歳を目標に頑張ってください。

 

 

 

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