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虫歯になる前にシーラント

   

 奥歯の咬む面には深い溝があり、食後に歯ブラシで溝の奥まできれいにしようとしても深い部分にはブラシがうまくあたらない為、磨き残しが出来てしまいが ちです。お子さんは、そのみがき残しに虫歯菌が集まり増えていく事によって溝から虫歯になるケースが非常に多いのです。
 そこで、歯の溝を虫歯になる前に予防処置としてプラスチックを使ってうめてしまうことを「シーラント(うめる)」といいます。

シーラント
シーラント前
シーラント

シーラント前            

シーラント後

フッ素塗布

  こうすることでブラッシングがしやすくなり、溝の奥に汚れが残る事が無くなりる為、虫歯になる率が大きく低下します。処置の時期としては歯が萌えたてが最も効果的です。
 奥の歯の咬む面の他に、前歯の裏にも溝がある場合があるので必要ならばそこもシーラントします。

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虫歯予防にフッ素塗布

   

 フッ素溶液(2%NaF・酸性フッ素リン酸溶液)の塗布を年 3~4回(3~4ヵ月ごとに)行う方法です。短時間で終わる為、比較的小さなお子さんでも可能です。塗布後は約30分間はうがいをしないでいてもらいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 以前のフッ素溶液は後味の悪い物しかなく、うがいできないことはお子さんにとってかなり不快なことでしたが、最近、リンゴ味のフッ素ジェルが出来、塗布後30分間うがいはできないのは同じですが、それほど不快ではなくなりました。

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