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 CAD/CAM冠

 

 本院では奥歯の銀色を白い歯にしたい場合、被せものでは、まずは、強度高いフルジルコニアクラウンをお薦めしていますが、多くの場合、保険でも白い歯(CAD/CAM冠)が可能です。フルジルコニアクラウンに比べると強度的にやや落ちますが、3割負担の方の場合で、型どり時に3000円、装着時に6000円程度で白い歯を入れることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 CAD/CAM冠。白い色ですが色調は単調です。 また、部位によっては強度を確保する為に不透明な材料が用いられます。年数が経つと変色や摩耗がみられるようにもなります。 強度があまり高くないので割れやすく、力がかかる歯にはあまり向きません。

 さらに下図に示すように、歯を削る量が多いので根の治療が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

金属管の入れ替え
切削量の違い

 CAD/CAMインレー

 

 2022年4月よりCAD/CAMインレー(ハイブリッドレジン)という白いつめ物が健康保険適用となりました。

ハイブリッドレジンとは、レジンにセラミックの粉末を混ぜ合わせることで、レジンの弱点である割れやすさを改善させた材料です。

 オールセラミックのつめ物に比べれば強度と色調は劣りますが、比較的安価(3割負担の場合約6,000円)で銀歯を白い歯に出来ます。

 金属を使わないため金属アレルギーの心配もないですし、以前のものに比べると耐久性にも優れた素材となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 CAD/CAMインレーはほとんどの部位で可能ですが、強度があまり高くないので、力がかかる歯には向きません。食事の際にはその部位で硬いものを咬むのを避けていただく必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

メタルインレーの入れ替え
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