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第4話 美しさと強度を兼ね備えたジルコニアクラウン

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 加工技術の向上によりクラウンに応用されるように
フルジルコニアクラウン

  ジルコニアクラウンが初めて日本で歯科で応用されたのは2006年のことです。それ以前はジルコニアはセラミック包丁や人工ダイヤとして宝飾品として使われてきました。ジルコニアが通常のセラミックより強度や耐久性の点で優れている事は分かっていたのですが、色調や加工の難しさから、なかなか歯科に応用されませんでした。それが加工技術の向上によりクラウンに応用されるようになったのです。
 一般的に健康保険適応の治療では見た目が白い歯を希望した場合、レジンと呼ばれる合成樹脂が使われます。レジンは最初はいいのですが、長期間では表面の摩耗や、色調の変化が起こってしまいます。そこで長期間安定的に使用できる材料としてセラミックが使われるようになったのですが、セラミックは圧縮強度が低い為、硬いものを咬んだ時に割れるという心配がありました。その点で、ジルコニアは強度がある為、割れる心配が無く安心して奥歯にも応用できます。  セラミックとジルコニアの関係、ガラスと強化ガラスをイメージすると分かり易いかもしれませんね。

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