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第5話 全世界で最も患者の多い病気は「歯周病」

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 加日本人では成人の約80%が歯周病

  全世界で最も患者の多い病気は「歯周病」です。歯周病は、歯周病菌によって歯を支える歯茎や骨が破壊され溶けてなくなる病気です。よほどでないと痛みやしみ、歯茎の腫れを伴わないので、気づくのが遅れがちでそれが重症化の原因の一つです。 

 

 日本では成人の約80%が歯周病を患っているといわれ、歯を失う原因の第一位となっています。ギネスブックにも「全世界で最も患者が多い病気は、歯周病である。」として認定されています。現在、歯周病が全身の健康へ及ぼす影響、その中でも糖尿病への影響が注目されています。糖尿病治療の一環として歯周病の治療をしたところ、薬ではなかなか下がらなかった血糖値やHbA1cが下がって糖尿病が安定したという話はよく聞かれます。

 歯周病と言われたら、気になる症状がある時だけでなく、定期的に歯科医院で歯周病予防および治療を受ける事が大切です。

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